俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「はぁ、あ、いらっしゃいませ!美味しいですから、お兄さん食べていって下さいよ!」



「キミが、俺達に良いことしてくれるなら良いよ?」



こんな感じに海の家に客をたくさん入れた方が勝ちらしい。


公平になるように、裕斗の親戚の人が審判だ。



私の場合あまり客が海の家に入らない。今みたいに言われてどこかへと行ってしまうのが最後。



苦笑い気味に言うから仕方ないのかもしれない。だけど、私はこれでも一生懸命に頑張っている。



誉めてもらいたいぐらいに。



私の格好は、裸エプロンのように水着の上にエプロンを着ている。



だから、少しは男性の客も来るんだけど……



『きれいなお嬢さん達、どう?海の家でくつろがない?』



裕斗のキャラは完璧変わっている。明らかに私に対してと、全く違うってどういう事なんだろう?



こんなんだから、裕斗のキラキラ笑顔にかなわないのかもしれない。



俳優になりたいだけあって、演技はすごい。
引きつった笑顔なんかじゃなく、心の底からの笑顔だから。


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