俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「ん……」



さっきから私は、唸っていた。
お姉ちゃん達は、さっさと荷物を持って帰ってしまった。



序でに、私の荷物も持って……



私が唸っている理由は、ある意味裕斗のせいだ。



裕斗にどんな反応をすれば良いのか分からないから。



女湯を覗きながら私は、唸っていた。



藤堂くんと、岩谷くんも私のように覗いている。



犯罪かもだけど、罰ゲームだから許して欲しいな。



「萩原、どうかしたか?」



「ううん!なんにもないよ?」



岩谷くんのメガネが、銭湯の湯気で、曇っている。



「そ、そういえば、女湯に誰も居ないね?裕斗達以外」



「ああ、俺が、すり替えておいた。犯罪は悪いからな。一応、裕斗達が居るのは、混浴だ」



そうなんだ。って……



「え?いつの間に……」



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