俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)
「……なんで……」



え?なんで?



「なんで知ってんだ?」



歩きながら私が言うと、裕斗は立ち止まった。そして、私を睨みつけたのだ。



「オバサンが……「クソババアチクりやがって」



私が最後まで言う前に、裕斗に遮られた。



バーン!と言う音が人気のない道に響いた。私が、思わず裕斗の頬を叩いてしまったから。



「なにすんだよ!」



「……らって……おオバサン……っ、オバサンの事……」



それ以上言葉が続かない。裕斗の怒鳴り声が怖くて……



「私……帰る!」



そう言って私は、今までで一番早く走ってその場を去った。これ以上、怖い裕斗と居たくなくて……


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