Cherising!!〜Special〜

早紀はテーブルの角に手を置いて僕を見つめている。

さっきから目をあまり合わさない僕を、真っすぐに。

どうして早紀は、僕を受け入れてこんな普段通りなんだ?

早紀に恋愛感情がない僕でも、こんな動揺してるのに。

それとも早紀にはなんてことないのか?

いや、早紀はそんなやつじゃない。

…僕が好きだから?


それならなおさら、早紀のひとつひとつは切なすぎる…。


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