緑ノ刹那
『でも、フィリアはそうしなかった。
俺達に、涙を流して懇願したんだ。
そして、許して欲しいと言った』
“ごめんなさい。
私にはできない。
ごめんなさい。私は――私は今も、全ての命を愛おしいと思ってるの。
私の事はどう思ってもいい。
でもお願い。
私に世界を壊させないで”
そう言ったフィリアを、レイ達は今でも鮮明に思い出せる。
あの時の、悲壮なまでの覚悟。
罰を、罪を、孤独を背負って生きていくという決意。
きっと、一生忘れないだろう。
『そして、フィリアは自らの力を封じた。
それと同時に、本来の姿を無くして、今の姿をとった。
それは、フィリアが自分で自分に課したもの。
私達は、見ている事しか出来なかった。
―――それからは、それぞれ人と関わったり、どこかでひっそりと暮らしたり、いろいろだ。
私やレイやフィリアの様に、国と契約をした者もいる』
俺達に、涙を流して懇願したんだ。
そして、許して欲しいと言った』
“ごめんなさい。
私にはできない。
ごめんなさい。私は――私は今も、全ての命を愛おしいと思ってるの。
私の事はどう思ってもいい。
でもお願い。
私に世界を壊させないで”
そう言ったフィリアを、レイ達は今でも鮮明に思い出せる。
あの時の、悲壮なまでの覚悟。
罰を、罪を、孤独を背負って生きていくという決意。
きっと、一生忘れないだろう。
『そして、フィリアは自らの力を封じた。
それと同時に、本来の姿を無くして、今の姿をとった。
それは、フィリアが自分で自分に課したもの。
私達は、見ている事しか出来なかった。
―――それからは、それぞれ人と関わったり、どこかでひっそりと暮らしたり、いろいろだ。
私やレイやフィリアの様に、国と契約をした者もいる』