緑ノ刹那
レイが手を翳すと、フィリアの周囲が淡く輝きだす。


レイは慎重に、ゆっくりとフィリアに力を注いでいった。






レイの額に、汗が滲む。

レイは視界が段々と霞んでいくのを感じた。


力を根こそぎ奪われる、自分とはケタ違いの力。



ついにレイは立っていられなくなった。

体が傾き、意識がとびそうになる。





危うく床に倒れそうになったレイを、誰かが支えた。


レイの霞む視界に、緑の髪がうつる。




それを見て、レイは小さく微笑んで意識を手放した。



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