君の笑顔の傍に居させて

俺のあごに、美雪の髪が触れた。



美雪……。



その髪に、軽く口付ける。

そのまま、首筋に触れたい衝動に駆られたが、その気持ちを押さえて、俺は天井を見上げた。



「はぁ」

深いため息。


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