謝罪人 Kyouko

会見 ①

謝罪会見、当日。
朝、午前七時。

恭子は、中居が迎えに来るのを部屋で待っていた。

恭子は、顔の輪郭をはっきり出すため長い髪を後ろに束ねた。
会見用に用意した黒いパンツスーツを着た。

松山の言ったことが頭の中から離れずにいた。
罪の意識のない人間のために謝罪することが正しいことなのか、そのことばかりを考えていると、なかなか寝付かれなかった。

恭子は寝ていないため、どこかしまりのない顔をかくすため、いっもより濃いメイクをした。

ドアをノックする音がした。

恭子はドアを開けた。

「おはようございます」
サングラスにスーツ姿の中居が立っている。

「おはようございます」
恭子が挨拶した。

「行きましょうか」
中居が外で待った。

恭子は部屋を出て、中居と一緒に迎えの車に乗り込んだ。






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