バカな俺らの青春日記
『遊ぼぉーぜ』
電話ごしに拓の元気な声が聞こえてくる
ここ毎日これだ
しかも同じセリフ

「どこでぇ??」
俺の返す言葉も毎日同じ

『どこでもいいよぉ』
「ならお前ん家な!!昼から行くゎ」
『わかったぁ~ならまた後でな』
「おう」

そう言って電話をきった

きっとりょうもくるだろうな・・・
あいつらといるとあきねぇ
無我夢中で馬鹿やって笑い会える
一緒にいると落ち着くしさ
俺の数少ない居場所の一つなんだ
だから大切にしたいと思っていたんだ・・・
< 18 / 20 >

この作品をシェア

pagetop