星に願いを


「わかったよ。」


「よし!じゃあ“またね”?」


「ああ、またな。おやすみ。」


「おやすみ。」


「俺にちゃんと連絡しろよ?次は愛美の大学乗り込むから。」


「それはやめて。連絡するから。」


「いい子いい子。じゃ。」


そう言って車が発進した。


「いい子とか。」


思わず笑ってしまった。


最初は嫌だったけど、楽しかったな。


そう思った。



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