女の子のカラダ。


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朝が来るのは早い。

あたしは目をこすりながらもベッドを降りてカーテンを開ける。

「あっつーい」

五月の中旬だというのにこの暑さ。

毎年暑くなる気候に嫌になる。


痛めた左足を少しひきずりながらも支度をした。


そういえば、もうすぐ夏服だっけ…。


夏服は嫌い。

記事も薄いし、何より胸がすごく目立つから。

だから夏も嫌い…。

服なんて肌を見せるものが多い季節だし、

冬は隠せても、夏はどうやっても隠せないから…


気づけば8時前。

「やばっ。高遠君来ちゃう」

急いで靴を履いて家を出ると、目の前には
いつものような爽やかな高遠君が待っていた。



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