永遠の片想い






 クリスマスはあっとゆうまに過ぎて、世間はお正月の準備でせかせかしていた。
 結局プレゼントは勇気が出なくて、渡せないまま、私の部屋にある。


 「ソラ~。店長が呼んでたよ。」


 昨日から、臨時のバイトに来ているマナに呼ばれて、店長の元に。


 「これ、外の冷凍庫から持って来て。」


 手渡されたメモには沢山書かれていた。


 カゴと備えてあるコートと軍手を持って外に出る。
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