嘘で隠された現実(リアル)
幼い頃は、誰から見ても仲が良く見える関係が『良い関係』だと、そう思っていた。

だが今は、必ずしもそうだとは思わない。

神楽とあの男のやり取りを見て、尚更そう思った。


俺も、2人のようにありたかった。

表面上の、上辺だけの綺麗さなどより、本物が欲しかった。

どんなに酷いことを言われても、されても、心の中で大切にされるのなら、俺は許せる。

きっと許せた。

許せたんだよ、水月…。
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