アイドルに変身?
イケメン君じゃなくて飯田君が私の方へ向かってきた。



「よろしくね、リンちゃん。」



「よろしく。飯田君。」



「飯田君なんてよそよそしい呼び方はよして?


響でいいよ。俺もリンって呼ぶから。」



はぁ?なんて自己中なお人なの?



「でも・・・。」



みんなの視線が痛いんですけど。



それじゃなくても海斗と同じ事務所だからって、


女の子から良い目で見られていないのに。



「これから、長い付き合いになりそうだしね!」



「はぁ・・・。」


確かにあと半年くらいはこのクラスにはいるけどね。


仲が良いのに越したことはないかと、その時は安易に考えていた。




しかし、この「長い付き合い」の意味をちゃんと知るのは、


文化祭が終わってからの事だった。



まさか私がこの人に悩まされる事になろうとは・・・。




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