好きだっつーの!
曇り



無駄な話をたくさんしたあたし達は気がつけば昼休みのチャイムまで話込んでいた。



このままT高の話なんかしないで終わるんじゃないかと思っていたけど、いきなりカズが『情報入手』と呟いたので、みんなは一斉にカズの周りに集まった。


「どんなの?」


『T高はやっぱりいい噂はないだけに、することも派手らしい・・・・あと、そこのボスは3年の神谷秦[カミヤシン]という奴だそうだ』



拓『ふうーん、先輩って立場かよ』


広『別に相手が誰だろーがいいけどな』



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