ラプソディー
「バカモのぉぉぉぉぉ!!!」

俺の頭を通りすぎ、イズルに飛び蹴りを食らわした。

「何すんねん!!」

「黙って聞いていれば」

さっきまで寝ていた、いろはだ。
こいつ、いつから聞いてたんだ。

「そんな事を考えてる時点で青春謳歌してるんだよ。

無駄なんて無いさ。

考えるからこそ青春なのだよ」

「そうか!せやねんな!」

意味がわからん。
と言うか、話がズレてるだろ…。

「さぁ!いずる、私と共に青春の波に乗ろう!」

イズルとイロハは腕を組み何かを分かち合ったらしい。

そして今は、授業中だ。



『完』




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