Darkness Butterfly
そして、急に覆い被さってくる。
尋常じゃない速さに、舌を噛みそうになった。
結果、あたしは手で仰向けになった体を支える形になった。
近くにある良壱の顔に怯む。
でも、怯んで腕を折って倒れたら負ける気がした。
変な闘争心が燃えて、あたしは見据える。
「良壱は…長生き出来ないと思う。」
「誰が決めたんだよ。」
そりゃそうだ。
あたしはよりにも『煙草吸ってたら』と言う前置きを言い忘れたのだから。