Darkness Butterfly

言い訳?


予想はしてた。

でも予想してても人って言うのは不器用で。

揺らいでしまう。

「お前を助けるって言うのは言い訳だ。」

あら、と肩を竦めた。

そしたらコキッと首が鳴った。

良壱はそれに反応して、あたしの方を見る。

「本当にやりたい、本望の方は。
北街の愚連隊一式をお前の所の傘下に置くことだった。」

思わず、口が開いた。

特別、何かを言う訳でもなくてただ。

唖然と呆然とした。



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