聖職者


ひときわ輝きが強くなったかと思うと、シュン、と光が縦にほとばしる。

凛が次に目を開いたとき、もうそこにリョウ達の姿はなかった。

「…何だったの?」

記憶のほとんどが欠けている凛は、状況がつかめなかった。

マーキスはいまだに青い顔をしている。

ヴォルドールは傷を負い、地に伏せたままだった。

ふと視線を返すと、李楼とラスフォードが見えた。

李楼がラスフォードに肩を貸し、ラスフォードはよろつきながらもこちらへ歩んでくる。

「…何があったの、マーキス?」

「……」

凛の問いにマーキスは答えない。

こんな様子のマーキスを見るのは初めてで、凛は困惑していた。


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日常を生きる4人組 咲・香奈・淳・昂 …のはずなのに 突然異世界に落とされた!? しかもそこは戦争中の国で 非科学的な『力』が使えちゃって 美男美女が多い国!! いったいどうなってるの? ー・:*:・ー・:*:・ー・:*:・ー 笑いあり、涙ありの作品を 書こうと思っています。 まだまだ未熟ですが、 読んでくださると嬉しいです。 〜『仲間』と『自分』の繋がり〜  がテーマです☆

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