流れ星に願いを 〜戦国遊戯2〜
ほんの少しだけ冷たい夜風が吹く。
風に揺られて、さわさわと草が鳴く。
リーン、とまるで鈴のような虫の声も聞こえてくる。
少し歩いたところで、幸姫はすとん、と腰を下ろした。
暫く、ただぼぅっと星を眺めていた。
家のべランダからみえる星空とはまったく違うくらい、たくさんの星が見えた。
「あっ…」
流れ星が一筋。
「………」
ずっと、祈っていた。
流れ星を見つけるたびに、父親に会いたいと祈っていた。
そう、祈るために流れ星を毎晩探していた。
「ゆきむら…パパ……」
願いは、現実へと変わった。
諦めかけていた父親との再開。
なのに、少しも嬉しいと感じなかった。
そうあってほしいとまで思っていた、大好きな人が。
自分の望みどおり、父親だとわかったのに。
けれど気持ちは沈んだまま。
辛くて悲しい、と。
裏切られた気持ちでいっぱいで。
素直に受け入れることができなかった。
風に揺られて、さわさわと草が鳴く。
リーン、とまるで鈴のような虫の声も聞こえてくる。
少し歩いたところで、幸姫はすとん、と腰を下ろした。
暫く、ただぼぅっと星を眺めていた。
家のべランダからみえる星空とはまったく違うくらい、たくさんの星が見えた。
「あっ…」
流れ星が一筋。
「………」
ずっと、祈っていた。
流れ星を見つけるたびに、父親に会いたいと祈っていた。
そう、祈るために流れ星を毎晩探していた。
「ゆきむら…パパ……」
願いは、現実へと変わった。
諦めかけていた父親との再開。
なのに、少しも嬉しいと感じなかった。
そうあってほしいとまで思っていた、大好きな人が。
自分の望みどおり、父親だとわかったのに。
けれど気持ちは沈んだまま。
辛くて悲しい、と。
裏切られた気持ちでいっぱいで。
素直に受け入れることができなかった。