月の雫 -君と歩む彼方への道-
(レイジュラと同室のときは平和だったな)


何の問題もなかった。


課題は着々とこなされ、オレの階級も着々と上がり――





優雅な後姿を見送りながら。


オレはまだ未練がましくそんなことを思ってた。
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