☆たったひとりのスーパースター☆
「俺さ、諦めてないから」

うん、知ってる。

「やっぱり俺は、音楽やるからさ」

黙って頷いた。

「お前は俺から離れないでしょ?」

ちょっと噴出したら、

「だってお前は俺の事好きでしょ?」

だから、違うってば。

「俺、寂しいんだよね」

何々ツンデレ?

「俺は、お前を離さないからね」

こんなこと、彼氏にも言われたことないんですけど。
< 77 / 222 >

この作品をシェア

pagetop