☆たったひとりのスーパースター☆
エリはレポート用紙の裏に歌詞書いて、
ギリギリまでひたすらi-podでメロディを聞いていた。

ブースに立ったら、

「ああどうしよう」

って両手でお腹を抑えていた。


和音さんが、

「緊張しなくて大丈夫だよ」

ってエリのいるブースに入っていったら、彼女は少し笑えてた。


私はなんとなくいっしーのほうが見れなくて、
手持ち無沙汰に携帯をいじってた。



こういうとき、ちょっとだけ喫煙者に憧れたりする。
< 89 / 222 >

この作品をシェア

pagetop