天使のような微笑で
第四小節目
 昨日あれから、携帯のチェックが出来なかった。

 帰宅時にカバンの中で震える携帯を、夢うつつで気にはしていたが睡魔には勝てなかった。

 帰宅し自分の部屋に入るとベッドにダイブ。

 完全爆睡してしまった。

 今日の昼間に銀座で握手会が行われる。

 時間ギリギリに起きたため。
 これまた、携帯のチェックができない。

 彼女からのメールが気になる。

 マネージャーが家まで迎えに来て、忙しなく車に乗り込んだ。
 車の中で、今日の最終確認。
 
 握手会では当日チケットが配られる。
 チケットをゲットできた人たちだけが俺と握手をする。

 どれだけの人たちが集まってくれるのか、今からワクワクする。
 楽しみだ。
< 34 / 69 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop