恋ゲージ0%
何て1人で思って納得する。

その瞬間、速水の数学勉強の
途中速水が現れて我に返った。



「知ちゃーん?とーもーちゃーん」

「ひっ!!」


いきなり俺の前に現れるなよ…!!

恐いのが大の苦手な俺は、
つい悲鳴をあげてしまう。

そしてつい心臓に両手を当てて
何回も深呼吸するのだった。


「なに、ひって」

「いや、何でもない…」

「へぇーさいですか」


スネた速水を流して、俺は
教科書を開いた。







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