らぶ☆とらっぷ~学園長と秘密の時間~


「すご………」


あまりの凄さにあたしの口は開きっぱなし状態。



「さぁ、早く行きますよ」


絨毯をひいた、長い廊下のような所を歩いて行く。



そうしてたどり着いた立派な扉の前。


瀬戸光士はもう一度その扉にノックをした。



――コンコン…


すると中から声がした。



「誰だ?」



「私です」



「瀬戸か…、入れ」



その声と共に扉は開いた。


「……」



中は想像もつかないくらいゴージャスで

あたしなんかには全く縁のない空間だった……。




「風璢様、こちらが眞辺実琴様でございます」



……えぇ!?


いきなり振んないでよ??
まぢ困るんですけど……



その、風璢と呼ばれた男は中心にある大きな椅子に座り
何かの紙切れに目を通していた。



しかし瀬戸の言葉で俯き気味なその顔を、ゆっくり上げた――……





< 12 / 21 >

この作品をシェア

pagetop