らぶ☆とらっぷ~学園長と秘密の時間~
「すご………」
あまりの凄さにあたしの口は開きっぱなし状態。
「さぁ、早く行きますよ」
絨毯をひいた、長い廊下のような所を歩いて行く。
そうしてたどり着いた立派な扉の前。
瀬戸光士はもう一度その扉にノックをした。
――コンコン…
すると中から声がした。
「誰だ?」
「私です」
「瀬戸か…、入れ」
その声と共に扉は開いた。
「……」
中は想像もつかないくらいゴージャスで
あたしなんかには全く縁のない空間だった……。
「風璢様、こちらが眞辺実琴様でございます」
……えぇ!?
いきなり振んないでよ??
まぢ困るんですけど……
その、風璢と呼ばれた男は中心にある大きな椅子に座り
何かの紙切れに目を通していた。
しかし瀬戸の言葉で俯き気味なその顔を、ゆっくり上げた――……