月と太陽

第十夜、忠告

その晩、エセルたちは屋敷でとる二回目の食事をした。


昨夜のように三人だけで食べるのではなく、この日はレオルと共に食事をしていた。


シャインは昨日と同じように三人を食事室に案内した。


そして今も部屋の大きな扉の前で立ったままだ。


何もせず、ずっと立っているのはつらいだろうに。


エセルは思った。