月と太陽

第ニ夜、旅

城の前にある草原をエセルたちはさっそうと歩いた。


夕日があった沈みかけていた為、三人の足取りはだんだん早くなっていた。


この草原は「さらさら草原」と呼ばれている。


単純に生えている草がさらさらしているからこう言われているのだが、ここは城に近いよく魔法の実習訓練などを行う時によく使われていた。


三人も何回かこの草原に来たことがあった。


訓練以外にも子供の時によく城を抜け出そうとしていつもここで捕まって怒られてたなぁ。


エセルは草原を見渡しながら思った。


しかし、エセルやフェリアは城から出る事は訓練以外、全くなかった。それは城を出る用事がなかったからだ。


それとは対照的にサスティンは会議や戦いなどでよく城を出ていた為、国の街や村のことや道はほとんど把握している。


今回の旅もほとんどサスティンを頼る形で行く事になっていた。
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