*初恋*

『じ…冗談はいけませんよ。』









『本気ですよ。』










『…アナタ…自分の成績を知って言ってるんですか?』










『もちろん。』










『そっ…それなのに…鴇宮を…?』










『うん。』










そう言うと進路指導の先生も周りの先生も死にそうな顔をする。









だけど担任だけは違って























『あははははは!!』




急に大声で笑いだした。







進路指導の先生は








何笑ってるんですか!?









というように担任を睨みつけた。




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