ご主人様は俺様サマ-Second-



「なんで言い切れるの?
本当かもしれないじゃん!!」


そう言うメルちゃんにあたしは顔だけ振り返って、


「健を信じてるから。」


と、言って再び歩きだした。


「うーん、絆は硬いみたいだね〜
頑張らなきゃ、おじ様の為に。」


メルちゃんがそう言っていたことなんて、あたしは知るワケもない。






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