ワインディング ライフ

出会い

あれは、2000年3月末
恵比寿駅の東口
何気ない気持ちで
明らかに誰かを待っている
一人の外国人。
見た目はスラブ系の白人かと
思うほど肌は白く、
鼻は高く細く、
瞳はカレイドスコープのように
様々な色が混じりあい
グレイともグリーンとも
イエローともいえる
不思議なコントラストで
私をななめに見上げた。

はじめは何と言って
言葉をかけようかと思った。
英語とか・・・
英語はしゃべれない。
ではほかの言葉?
何も知らないことを
痛感したした時でもあった。

結局日本語で声をかけた。
「誰かと待ち合わせですか?」
「はい」
「日本語わかりますか?」
「はい。大体わかります。」
「すごいですね。」
「あの・・・これから友達来ます。
私、あなた知らない。」
「すいません。では今度お茶でも。」
「わかりました。」
「あの、どちらの国の方ですか。」
「ITALIA」
「ああチャオとか言いますよね」
「あの・・・もう友達きますから・・・」


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