友のしるし。
途中を走っていて聞こえた。






キーンコーン・・・








聞きたくなかった音。







あのカフェまで、まだまだ先なのに。








「っはっはぁぁ・・・!なん・・・で」








今にも、泣き出しそうな顔で走っている。








時々歩くときもあったがそれどころじゃなかった。
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