恋の行方

出発

1週間後私と祐輔は

出発ロビーにいた。

お互いに左手に

指輪がはめられていた。

卒業式が終わった後

家に帰ると、祐輔は

私と両親の前で。

「実は留学する前に

恭子としたい事が

あるんだ。」と

両親は何かを知っている

顔をしていた。

祐輔は1枚の紙を

差し出した。

「結婚・・・。」

「ああ。ずっと

一緒にいたくって

昨日頼んだんだ。」と

両親の顔を見た。
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