恋の行方
また
【ドーン】と
雷の音が聞こえて
祐輔に抱きついてしまった。

「どうした?」と
頭の上から、
祐輔の声が聞こえた。

「こ・・わ・・い」と
私は怖くって
強く抱きしめてしまった。

「お前。雷怖いのか?」

「に・・が・・」を
いう前に【ドーン】と
音が聞こえた時に
電気が消えてしまった。

「祐輔怖い!!」

「落ち着け。
ちょっと離れてくれないか?」

「何でよ。怖いよ!!」

「裸だから服だけ着せろよ。」

初めて知った。
祐輔が上半身裸だった。
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