初恋のキミへ。


未波が目を覚ましたと聞き、未波の両親も仕事を抜け出し病院に駆けつけ、無表情の未波をただ抱きしめていた。


俺は…そんな未波を見てられなかった。


未波はまだ喋ることがなかった。


やっと目を覚ましてくれて…早く声を聞きたいのに、未波は黙ったままだった。




誰が話しかけてもそれは変わらなかった。


自分を恨んだ。

未波を守れなかったことが今となって改めて後悔した。
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