初恋のキミへ。


昼休み。

いつものように中庭に行き、未波たちに近づいて一緒に飯を食う。最近じゃ、諦めたのか未波は何も言わなくなった。


「桃花ちゃん達、文化祭なにやるの?」


タケが俺の気になっていたことを口にした。


「私達は喫茶店なの!
それでまだクラスの人しか知らないんだけど未波「桃花っ!」


桃花ちゃんの言葉を消すように未波が割って入った。


「いいじゃん!この2人なら」


「この2人だから駄目なの」


「なになに?気になるじゃん」


タケが楽しそうに聞き出す。


「なんでもないから」


と未波は否定し続けた。


気にはなったがこいつは絶対教えてはくれないだろう。

タケもそれを分かっているからか、それ以上聞かなかった。
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