優しさにつつまれて
「・・・・・・・・・・・」
武蔵は、管の刺さった口をパクパクと、声にならない声で、私に話しかけてきた。

私は一生懸命に口の動きを聞きいた。

近くにいた看護師のお姉さんも一緒になって、声にならない声を聞きいてくれた。
< 9 / 19 >

この作品をシェア

pagetop