猫が生まれた日
革命の旗を掲げる彼ら
死んだように見つめるあたし

あたしたち、同じ世界に生きている

彼らはあたしなんか見ないし
あたしも見てるだけで、本当は見ていない

あたしたち
どちらも自分を生きることで精いっぱいだ

あたしたち
そんなに多くを見る目を持っちゃいない

大切な人と
嫌いな人と
自分を見るだけの目しか持っていないよ

どうか責め立てないで
あたしも彼らも
目を閉じたら思い浮かぶ存在だけ
それしか抱きしめられないのよ
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