先輩と同居
第1章
憧れの先輩
「新入生の皆さん―…」
満開の桜、ピカピカの真新しい制服、一生懸命に写真を撮る親。
その日は南中学校の入学式だった。
みんな緊張している中で、1人だけ爆睡してる女子がいた。
「唯っ!起きてよ!」
「…ん、式終わった?」
「何言ってんの!まだ始まったばっかだよ。てか見てよ、あの生徒会長!ヤバいかっこよくない?」
私は大きな欠伸をしたあとに小さい声で「興味ない」と返した。だって、どうでもいいんだもん。