最低な俺だけど…。
第3章 有馬先輩

部活

―― 4月。―――――




高校生になり、初めての登校日。


新しい教室に入ると、もうほとんどの人が来ていた。




『よぉ!朗↑↑俺ら同じクラスだぜ☆』


なんか、聞き覚えのある声だと思って振り向くと、中2の時に仲良くなった、山岸 幸人(ヤマギシ ユキト)だった。



『幸人か↑誰かと思ったよ(笑)これからもよろしくな!』


俺はなぜか、かしこまって言った。





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