最低な俺だけど…。
俺はプリントを置きながら、見もせずに

『そうだけど、誰だっけ?笑』


とこたえると、



『あ!ごめんごめん。このクラスの実行委員の、渡井 梓(ワタイ アズサ)だよ。』


と挨拶した。




俺は顔をあげてから、驚いた。



あいつに、あまりにもソックリだったから。




『あ…あぁ。こっちこそ、ごめん!わからなくて。』


俺は、頭をかいた。





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