最低な俺だけど…。
第2章 別れ道

圭太の彼女

それからの俺とあいつは、また毎日一緒に帰るようになった。

それも、人目も気にせずに。



『あ!』


俺が言ったのと同時に、木の枝にあいつがぶつかった。



『いてっ(笑)』


あいつは、俺の方を見て笑う。



『ハハハ(笑)バカだな↑↑木の枝くらい、気付けよな!』


そう言ったすぐに、よそ見をしていたせいか、俺も木の枝にぶつかってしまった。





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