【完】イケメン生徒会長は俺様!?
遊園地で偶然会った拓哉は……あたしの元カレ。


本名は神崎拓哉。



あたしと拓哉は中学2年の夏に付き合い始めた。


告白してきたのも拓哉の方だった。



当時の拓哉はかなりの不良だった。



学校ではもちろん。地元や近所でも、拓哉はかなりの不良だって有名になっていて、みんなから恐れられていた。



それもそのはず。



拓哉は当時金髪で、ピアスをジャラジャラつけていて派手な格好していた。そしてなにより、喧嘩が強かった。



だからそれなりに目立つ存在だった。



あたしも最初は拓哉が怖くて、関わりたくないって思ってたけど……あることがきっかけで仲良くなった。



あたしたちが仲良くなったきっかけは―――



―――――…



「やだっ!放してよ!」


あたしは中学2年の時、男の人たちに絡まれたことがあった。



いわゆる、ナンパみたいな感じ。



逃げようと一生懸命抵抗したけど……なかなか放してもらえなかった。



それ所か、逃げようとしてもすぐに腕を掴まれてしまって逃げられなかった。



「やだっ!!放してってば!!」



「ごめんね?それはムリ」



男たちはあたしを追い詰めると、ニヤニヤしながらあたしに近付いてきた


あたしは怖くなって思わず目を瞑った。



もうダメだ。……と思った時―――



「おい。きたねー手でコイツさわんな」



……え?この声、どこかで聞いたことあるような―――



「あ?なんだてめーっ。文句あんのか?」



恐る恐る目を開けると、そこには拓哉が立っていた。



ウソッ……どうして?



もしかして……助けに来てくれたの?



そう思ったら、自然と涙が溢れてきた。



「俺の女に手ぇ出すんじゃねーよ」



その言った時の拓哉の顔は……すごく怖かった。


そして、拓哉がそう言うと男たちはどこかへ去って行った。



「……大丈夫か?」



拓哉はあたしを顔を心配そうに覗き込んで言った


その顔は、すごく優しかった。



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