王様☆ゲーム





「えっ…」

俺は、無意識に言葉を発した。
そして、相手の顔を見ると、その写真と殆ど同じ顔の"男"だった…




幾ら似ているからとは言えど、俺の初恋の奴は"女"だと、そう信じている自分が居た。



また、制服は俺と同じで、背丈は俺より少し小さめで、髪の毛はグレーで、長いような長くないような長さの髪の毛。


何か、とても綺麗な男の子だった…






そうこうしている内に、駅に到着した。


写真は、その男は拾って、無言で俺に突き出し、同じ駅で降りた後、どこかへと足早に去っていった。






「何だよアイツ…」


俺は、どこか心の中でその男が気になってしまう人物となってしまっていた。



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