白衣の悪魔に恋してる
「「キャー!!」」



「先生っ!!あたしもしてぇ~!!」



「あたしも~!!」



「「キャー!!」」



「えっと……」



クラスメイト達の黄色い声をシカトし、



フッと小さく笑みを零した先生。



「トイレなんか行かすか。」



その、小さく呟かれた声に…



初めての角度から見る先生のドアップに…



いや、



1度お姫様抱っこされたコトはあるんだケド…



あの時は…



うん。



あまりに突然のコトにビックリして…



ってか、あの時はまだ先生のコト好きじゃなかったから…



固まってたんだよね…。



でも…



今のあたしは違う。



今のあたしは先生に恋してるから…



心臓はまさに破裂寸前。



ドキドキしすぎて壊れちゃいそう。

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