*Tiara*〜天使の君〜



「クラウド、次の議題を。」


シリウスは会議の間でクラウドや、シルバ達と会議をしていた


「はい。近頃、城下の市場では外国人の姿が多くなってきております。すこし警戒が必要かと。」



シリウスは顔をしかめた


「そうだな。きっとティアラの噂を聞きつけてきたのであろう。世にも得がたい娘だ。」



(諸外国にはティアラの力を得んとする者たちもいるのであろう。ティアラを…守らなければ。)





「ティアラ様のご身辺気をつけなければなりませぬ。」


「うむ。クラウド、ティアラの部屋の前に衛兵をたてろ。警戒を強化するのだ。」



「御意。」



「では今日の会議はここまでだ。」




シリウスは最後にそういうと会議の間から出て行く
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