せぴあなタメ息
オレンジ色の優しい色が部屋を照らす。

「今日は御苦労さま」

類は起き上がって友之を見た。

「うん」

答えると友之は、

類のいるベットに、勝手に膝をかけて上がってきた。
 


何なんだろう、

今日の友之は。



少々怪訝に思いながら

友之に場所を空けてやる。
 
友之は、すぐそばで類をまじまじと見ると、

背を向けて、

ベットの端に座った。
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