せぴあなタメ息
けれど冴島は気づいてくれた。
 
立ち去らないで、

そこにいてくれている。

そして、

類の言葉を待っている。


「冴島さんって、

普段どうしたら会えるんですか?」

変な質問。
 
けれど、

これが限界だ。

こんなのでも心臓がバクバク跳ねている。
 
不安な類は、冴島をじっと見た。

冴島も、類を見つめ返している。

そして、数秒。

ああ、

緊張感に耐えられない。

ドキドキしていると、

冴島は、

笑った。

 
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