それは初恋で、



それから、相沢くんは私が持っているパンを取って食べる。

「お、うめぇ。食うか?」



相沢くんは食べかけのパンを差し出す。


私は全力で首を横に振った。



「何だよ。メロンパン嫌い?」



そうじゃないけど…むしろ、好きです

それは世に言う
間接キス…
に、なるんじゃ…

それはまずい。
何よりこの状況がまずい。

こんなところを誰かに目撃されてしまったら、
私の高校生活は入学一ヶ月にしてお先真っ暗だ…



苦手ってことにしておこうかな。



「メロンパンはちょっと、苦手」

「美味いのに。ひと口だけかじってみろよ」



推すんだ…。

参ったなぁ…
図書室には誰もいないし、良いかな。


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