それは初恋で、
「春樹!! 帰ろーぜ」
「あ~ワリ、俺反省文あんだわ」
「遅刻の?」
「サボっちゃえよ」
「行こうぜ」
「お前ら、誰か手伝ってやろうって奴はいねぇのかよ」
「パス」
「帰るか」
「じゃーな」
「薄情者~」
「がんばれー」
相沢くんは賑やかな友達と別れた後、私の方を見て名前を呼んだ。
「藤沢!」
自然と周りの視線が集まる。
相沢くんは反省文の用紙と鞄を持って私のところへ来た。
私の前の席の椅子を逆向きに座り、私の机の上に用紙を広げた。